交感神経って何？？
こんばんは。
ピラティス北海道の高梨です♪♪
前回のショートピラティスはご覧頂けたでしょうか？？
ショートピラティスの中に『交感神経が高まり過ぎたんじゃないの？？』
というセリフがあったかと思います。
なぜ交感神経が高まると体が硬くなるのか？？
そもそも交感神経ってなんでしょうか？？
まずは交感神経の理解から深めていきましょう。
交感神経とは自律神経の一つです。
自律神経には、交感神経（起きている時の神経・緊張している時の神経）と副交感神経（寝ている時の神経・リラックスしている時の神経）があります。
自律神経は一言でいうと、内臓、血管などの働きをコントロールし、体内の環境を整える神経です。
どこから出ているからというと
こんなイメージです。
なかなか複雑に入り組んでいるんです。
細かくいうと、交感神経は脊髄の外側から出て、腹側に回って、交感神経幹に入ります。その後は、各臓器など全身に分布します。
副交感神経は、中脳、延髄、脊髄の下部から出て、身体の中に伸び各臓器に分布します。
知覚・運動神経と違って、私たちの意思とは関係なく独立して働いています。
そのおかげで、意識しなくても呼吸をしたり、食べたものを消化したり、体温を維持するため汗をかいたりすることが出来るんです。
この２つの神経は、シーソーのように交互にはたらきます。
こんな感じです。
どちらが大事なのではなく、どちらも大事なんです！！
要は、バランスです！！
このバランスが偏ると・・・
となります。
神経系のところにもあるように、耐えきれない大きなストレスがかかると、
原因がわからない痛み、イライラとか様々な体の異常が出ます。
これは、自律神経のバランスが崩れたサインです。
ではなぜ、ストレスが交感神経を働かせるのか？？
人間も含め全ての生物は「ストレス＝生命の危機」と無意識に捉えるからです。
ストレスを感じると体は生命の危機から逃れようとする動きをするのです。
この時に交感神経が働かないと生命の危機は確実に訪れてしまうのです。
活動している時やストレスを感じている時は交感神経がはたらいて、筋肉が緊張して固くなって血管は細くなります。
だから交感神経が優位になり過ぎていると体も硬くなるんです！！
更に、現代の世の中には、交感神経を優位にするものがあります！！
そう！！
今皆さんが手に持っているスマホ！！
目の刺激も交感神経を優位にさせるんです！！
光の当たった物を見ていた時代から、光を発する物を見る時代へと変わってしましました。
嫌でも無意識にストレスは溜まるんです！！
だからこそ副交感神経を働かせる必要があります！！
お風呂に入ってリラックス・好きな音楽を聴く・好きな物を食べる・呼吸を意識した軽い運動をする。
呼吸を意識した軽い運動と言えば・・・Pilates！！
運動不足になっていませんか？？
是非私たちと健康になりましょう♪♪
次回のグループセッションは4月25日ですよ♪♪
